緊急事態宣言で静かになった野球場の照明灯に、チョウゲンボウのつがいがやってきました。
チョウゲンボウは、少し小型のハヤブサの仲間の猛禽類で、草原や耕作地などの開けた環境で、小動物や昆虫を捕えて暮らしています。
今年の繁殖はもう終わっていると思うので、この夫婦?は次の繁殖のための場所の下見をしているのでしょうか。チョウゲンボウは人工の建造物も繁殖地によく使うことが知られていますが、照明灯は新居にとってもなかなかの場所と思います。
しかしこの場所は、公園に大量にいるカラスの縄張りで、時にカラス自身が巣をかけることもあるので、猛禽類を目の仇にしているカラスのこと、日々猛烈な嫌がらせがあることでしょう。
繁殖してくれると嬉しいですが、チョウゲンボウの安全安心な子育てには、ハードルが高そうです。