公園の調整池の法面で、カヤネズミの巣を見つけました。
※カヤネズミの詳細についてはリンク参照してください。
チガヤの葉を器用に丸めて10㎝くらいの球状の巣をつくっています。
お隣の滋賀県、愛知県、奈良県ではレッドリストに載る、貴重種扱いになっていますが、三重県では特にレッドリストの記載はないようです。しかし近隣の生息地となると、なかなかここといった場所が見当たらず、公園の調整池法面は、毎年巣の見つかる安定した生息環境のようです。
おそらくは、公園管理の中で毎年年2回ほどの刈り取りを行うことでチガヤやススキなど、カヤネズミの巣の材料に好適な植生が維持されていることが、良い方向に働いていると思われます。が~しかし、油断するとオオキンケイギクやセイタカアワダチソウなど、外来の雑草がすぐに拡大するので、この生息地も油断なりません。