夏の盛り、暑いばかりで公園の花もさびしい限りですが、この時期にがぜん元気になるのがタカサゴユリの花。
もはやこの季節の公園の風物詩とも言える花ですが、これ台湾原産の外来植物です。
外来植物で花がよく目立つことから、侵入生物データベース(国立環境研究所)に取り上げられるなど、国の覚えも愛でたいわけがなく、適宜刈り取り、無闇な移植の禁止などが謳われています。
参考URL:https://www.nies.go.jp/biod…/invasive/DB/detail/81040.html
管理がツボにはまると強い繁殖力を発揮するようですが、少なくとも北勢中央公園では毎年ゲリラ的にあちらこちの植え込みの中などから花を咲かせるだけで、特に拡大したり他の野草を圧倒するようなこともありません。
したがって管理上、敢えて残すようなことはしていませんが、そのための駆除もしていない、といった扱いです。
公園内の緑地であれば、間違いなくそのうちに刈り取られてしまうので、花の少ないこの時期、それと知って鑑賞して頂く分にはよろしいかと思います。