公園の沢の森に現れたボス猿。
この後、子猿を交えた、10+くらいの小規模な群れがぞろぞろと。。。
北勢中央公園の里山の森は、鈴鹿山地から切り離された孤立林なので、この群れは道路や田畑、時に工場や人家を渡りながら移動している、人里ライフをおくっている家族集団と思われます。
俗にサルと目を合わせてはいけない、といいますが、猿側にも人間と目を合わせてはいけない、というおきてがあるのか、このボスザルは決して人と目を合わせようとしません。
サルの群れ、特にボスザルは群れを守る使命に燃えているため、時に危険な場合がありますが、このボス猿はよく言えば穏健派、悪く言えば人をなめていて、およそ人間の存在を無視して行動します。保々の住人は良い人ばかりなので、怖い目に遭ったこともないのかもしれません。
来るな、といって来なくなるものではないですが、野生動物と人間の距離感がおかしくなるとトラブルの元、餌やりなどはもってのほか、人間側も無視を決め込んで、せめて今の距離感を保ちたいものです。