保々の自然に親しむ会の湿地ビオトープで保全されているコウホネを、公園のスポーツゾーン湿地に移植しました。
保々にあったコウホネの自生地はすでに消滅してしまった、貴重なものです。
当日は、三重県民の森よりスタッフが来られて、ビオトープのコウホネを間引いて森に移植される、というのでご相伴に預かり?少し分けて頂きました。
もともと5株ほどを自生地からビオトープに移植されたものだそうですが、数年で池の半分ほどを覆うまでに育っています。
種名の由来の骨のような太い地下茎が土中に縦横に広がり、掘り取りはなかなかに骨の折れる作業でした。
その日のうちにスポーツゾーン湿地に移植しましたが、これが増えてくれるようなら、同じくスポーツゾーンのため池にも植えてみたいと考えています。
保々の自然に親しむ会で管理されている湿地ビオトープ
ビオトープのコウホネの様子。
掘り撮った株。
公園のスポーツゾーンの湿地に移植しました。
移植した株。花のつぼみもつけています。